日本の貴重な文化である着物の歴史をご紹介!

着物と言えば日本の伝統文化ですよね。

 

お正月や成人式,お盆時期などは着物姿の人をよく見かけます。

 

そんな着物は一体いつの時代から日本人に愛用されていたのでしょうか?

 

簡単にですが歴史を振り返ってみましょう「。

平安時代から日本独自の文化へ

弥生時代〜平安時代までは遣隋使・遣唐使など中国との交流が盛んであり,その影響もあってその頃はインドのサリーによく似た衣類〜袍形式と呼ばれる衣服などまだ日本独自の着物ではありませんでした。

 

その後平安時代に遣唐使が廃止されると,徐々に日本独自の服装が作られていました。

 

公家と呼ばれる貴族たちが新たな着物を着用仕出し,男性貴族は束帯や狩衣と呼ばれる衣類を,女性貴族は女房装束と呼ばれる晴装束を着ていました。

 

この時代の公家たちは百人一首でモデルになっている事が多いのでその姿を知っている人も多いかも知れませんね。

 

十二単衣と呼ばれる着物が流行したのも平安時代でした。この着物を着れるのは上流階級の女性だったようです。

 

そして鎌倉時代〜江戸時代まで世間一般に浸透していき,日本の伝統文化として様々なカタチを変えながら継承されていきました。

明治時代から海外文化が広まる

江戸時代は鎖国していたこともあり外国の文化が広がる事はありませんでしたが,文明開化と呼ばれる明治時代から海外文化が日本に広く伝わり,洋服が着用されるようになりました。

 

政府が日本の西洋化を求めて,官僚・軍人などに対し洋服を着用するように衣服例を発表したのです。

 

それが反映され民間人にも洋服が広まり着物を普段着として着る人はごく少数になっていきました。

 

そして現代に至るまで制服は日常的な服装であり,着物で行動するのはごくわずかな行事の時だけとなりました。

大事な行事には着物が重宝される

洋服のほうが着用しやすく,スーツなどの正装もありますが,着物自体が忘れられる事はありませんでした。

 

着物を日常的に着ることは無くなったものの,伝統ある日本の文化として今もたくさんの人に重宝されています。

 

お正月や七夕・知人同士のお茶やお花の席や成人式・結婚式・お葬式など様々な記念日などには着物姿が正装として着用されます。

 

普段着なくなったからこそ,着物の綺麗さや素晴らしさが再認識されたのですね。

時代別に見る着物の移り変わり

着物と言っても時代によって様々な形式があります。

縄文時代

縄文時代はまだ狩りをしていた時代で身につける服は簡単な布などで済まされていました。

 

しかし後に農業文化が発展し,麻や絹などの繊維が開発され織物なども生まれました。

弥生時代

弥生時代は卑弥呼が治める邪馬台国が日本を治めており,ポンチョのような服装が主流でした。

 

歴史の漫画などで1度は見たことがあるかもしれませんね。

 

これらは中国の歴史書である魏志倭人伝に記載されています。

古墳時代

古墳時代は中国などと交流する機会が増え,日本を治めていた大和朝廷の主要な服装も影響を受けました。

 

女性は今の韓国などの「チマ・チョゴリ」などが主流となり男性は「衣褌」と呼ばれる衣類を着用していました。

飛鳥・奈良時代

この時代も他大陸との交流が続き,遣隋使や遣唐使と呼ばれる人たちが中国文化を日本に伝達していました。

 

飛鳥時代は冠位十二階が聖徳太子によって制定され,奈良時代は三公服と呼ばれる「礼服」「朝服」「制服」が制定され身分やくらいによって色などが決められました。

平安時代

平安時代はそれまでの中国文化などの影響が薄れ,日本独自の衣服文化が発達します。

 

この時代から今の着物の原型を作っていきました。

 

十二単や束帯・狩衣など日本特有の着物文化が生まれていきました。

鎌倉・室町時代

この頃になると武家階級が勢力を持ち出し,着用する衣服も戦争などに適したものへと移り変わっていきました。

 

確かに十二単衣など12枚も着物を羽織って人と争うのは非効率過ぎますものね(笑)

安土・桃山時代

この時代は緻密な細工をされた着物が作成され染織技術に著しい発展がありました。

 

絞りや繍箔、摺箔など緻密なデザインが作成され,庶民の間では名護屋帯と呼ばれる韓組みの技術で組んだ帯が流行しました。

江戸時代

江戸時代には元禄文様という金糸で作られた小袖が作られ,この時代はもはや現代とほぼ同じカタチをした小袖が普段着として着用されていました。

 

幕末の尊皇攘夷派と砂漠開国派とに別れ,血なまぐさい武士の争いが多く起こりました。

 

この時代のファンである現代人は数多いですよね。

 

坂本龍馬や木戸孝允,新選組であった近藤勇や土方歳三など歴史上の有名人も多数おり,それらの人物写真を見てみると風情を感じる着物を着用しています。

 

坂本龍馬の紋付き袴で遠くを見つめる写真は有名ですよね。

明治時代

この時代に文明開化が起こり,着物から西洋の洋服に多くの人が移行していきました。

 

単純に動きやすく着る手間も洗う手間も少ないというのも移り変わる要因で合ったでしょう。

 

服装だけでなく生活様式まで急激に変化し,それまでの日本文化が一気に欧米化されました。

 

この時代にタカアンドトシがいれば市民に突っ込みし放題ですね。

 

「今日も(着物を着ず)スカートですね〜欧米か!」みたいな感じで…。

大正・昭和・平成

それから大正・昭和・平成に至るまで普段着は洋服のままです。

 

昭和と現代の服装の「柄」や「種類」は漠然とした差はありますけどね。

 

時代が変わっても着物文化に再び戻ることはありませんでした。

 

しかしそんな中でも日本の大切な文化の日などでは上記で書いた通り着物が重宝されています。

 

日本が誇る伝統文化として着物は大切にされているのです。

まとめ

着物は時代を経て色んな変化を遂げてきました。

 

そして今日では大事なイベントに用いられる貴重な服装として日本人に愛されています。

 

伝統ある着物文化はこれからも受け継がれていくでしょう。

 

P.S
着物は貴重な日本文化ですが…押入れの中に眠ってしまっている人も多いのでは無いでしょうか?

 

祖母から受け継いだ着物がありどうしようか迷っているといった人は下記のサイトを参考にして見て下さい。

 

貴重な祖母の財産が具現化されます。

 

着物買取の相場価格は?評判の良い業者の探し方と高く売るコツ